ポーランドのクリスマスイブは家族行事。私たちも田舎の実家に帰る途中、フランスナンバー、イギリスナンバー、ドイツナンバーなどの車を道路でたくさん見かけました。ヨーロッパの色々な国にいるポーランド人がクリスマスに合わせて、実家に帰ってくる途中なんでしょう。
クリスマスイブはイエスキリストが生まれる前の日。ポーランドでは、クリスマスイブの日、肉料理を食べず魚と野菜中心の食事をとります。イースターの日の重要な食事が朝食なら、クリスマスイブの日は一番星に合わせて食べる夕食(16時頃)。夕食までは、朝から何も食べないか、少食ですませます。キリスト教徒ではない私も、ポーランド式の純カトリックのイブをポーランドの家族と過ごしました。
机の上には、<突然の客>の為の席を一つもうけます。クリスマスイブの日は、誰でも招き入れるという気持ちを表しています。
夕食のテーブルの上には、十字架とわらとオプワテック(opłatek)。わらはキリストが生まれた馬小屋に因んで。白いウェエハースはオプワテックといい、大抵は、教会で購入します。夕食を食べ始まる前、出席者全員へ一人づつが祝福の言葉(幸せや健康を祈る言葉)をのべ、互いのオプワテックを少しづつ口にします。これ、結構うれしい瞬間です。
スープは、ウシュカというキノコいりのマカロニが入ったバルシチ(ビートルートのスープ)やキノコのクリームスープを頂きます。これも肉料理を食べないというルールのもと。バルシチは何週間も前からビートを醗酵させて作ります。
クリスマスイブはイエスキリストが生まれる前の日。ポーランドでは、クリスマスイブの日、肉料理を食べず魚と野菜中心の食事をとります。イースターの日の重要な食事が朝食なら、クリスマスイブの日は一番星に合わせて食べる夕食(16時頃)。夕食までは、朝から何も食べないか、少食ですませます。キリスト教徒ではない私も、ポーランド式の純カトリックのイブをポーランドの家族と過ごしました。
机の上には、<突然の客>の為の席を一つもうけます。クリスマスイブの日は、誰でも招き入れるという気持ちを表しています。
夕食のテーブルの上には、十字架とわらとオプワテック(opłatek)。わらはキリストが生まれた馬小屋に因んで。白いウェエハースはオプワテックといい、大抵は、教会で購入します。夕食を食べ始まる前、出席者全員へ一人づつが祝福の言葉(幸せや健康を祈る言葉)をのべ、互いのオプワテックを少しづつ口にします。これ、結構うれしい瞬間です。
スープは、ウシュカというキノコいりのマカロニが入ったバルシチ(ビートルートのスープ)やキノコのクリームスープを頂きます。これも肉料理を食べないというルールのもと。バルシチは何週間も前からビートを醗酵させて作ります。
食卓に並んだごちそうをすべて食べきれるワケもなく、ケーキタイムへ。マコーヴィエッツ(makowiec)と呼ばれる、ケシの実のケーキやセルニックというチーズケーキなどが並びます。これも自宅で焼いています。
食事の後は、朝からクリスマスツリーの下に集まったプレゼントを開ける時間。ポーランドでは、12月6日ミコワイキの日に既に子供たちにはサンタクロースがやって来ています。12月24日は、誰がプレゼントをくれるかって、、星が届けてくれるそうですよ。。だからポーランドの子供たちには2度おいしい12月のクリスマスシーズン。星がくれるイブの日のプレゼントは、大人ももらえます!もらえる代わりに、自分もこの日の為に親戚中のプレゼントを買い集めるんですが。。(買い物中は星を恨めしく思うことも・・瀑)
私は、家族やおばあちゃん親戚から、ワインや香水、民芸の本や、セーターをもらいました。その後はお酒も入って、夜遅くまで宴。
その後夜中の24時から、パステレック(pasterek)とよばれる特別なクリスマスのミサが各教会で開かれます。これは、もちろんイエスキリストの誕生を祝うミサ。なんだか、日本の大晦日の除夜の鐘に似ています。
長いイブの一日。まさにポーランドカトリックの伝統に包まれた一日です。それ以上に家族愛を感じる日でもあります。
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