2016/10/05
2016/10/03
ヤノフ村の織物展2016-2017 始まります!
「ヤノフ村の織物展~村の彩り~」
が始まります!今年は、よりカラフルに、をテーマに、村の織手たちが、村を彩る自然、伝統、生活の喜びを織物に表現し、素晴らしく美しい織物が並びます。
チェドックさんに並ぶ織物はすべて新作になります。きっと今までとは少し違ったヤノフ村の織物に出会えると思います。
チェドックザッカストア浅草
2016.10.4(火)~10.30(日)
*10月11(火)、17日・24日(月) 定休日
東京都台東区駒形1-7-12
Tel 03-6231-6639
Open 12:00~19:00
http://www.cedok.org
2016.10.4(火)~10.30(日)
*10月11(火)、17日・24日(月) 定休日
東京都台東区駒形1-7-12
Tel 03-6231-6639
Open 12:00~19:00
http://www.cedok.org
*SLOWART藤田も4日(火)、8日(土)、22日(土)に在廊予定です。織物のこと、織手さんのこと、村のこと、ツアーのこと、ポーランドのことなどなんでも話しますので、お声掛けを。
*昨日受付が始まった「ヤノフ村の二重織ワークショップ」は、16日(日)に若干の空きがあるようです。気になる方はどうぞお早めに!
ワークショップ受付リンク:http://czs.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2020245&csid=0
ワークショップ受付リンク:http://czs.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2020245&csid=0
2016/04/18
ヤノフ村のご縁ヤノフ村に帰ってくる
このところ、バタバタと出かけていることが多く、ブログからずいぶん足が遠のいていました・・こんなブログでもきってみていてくださる方はいるはず!とおもい、今日はとてもうれしかった出来事のお話し。
昨年7月に日本から5人の参加者の方をお招きし、ヤノフ村のテレサさんのところで織物講習ツアーを開催しました。
その時の様子:こちらから
参加者のみなさんは日本に帰国後もヤノフ村での体験を生かし思い思いの作品を作ってくれています。その中のお二人、秋元尚子さんと新垣優香さんが素晴らしい作品を制作され、私に送ってくださいました。先日ヤノフ村にいってきた折に、尚子さんと優香さんの作品をみなさんにおとどけするのがわたしの役目でした!
秋元尚子先生は、もともと織の教室をされている先生、今年のヤノフ村の巡回展では、各地で大人気のワークショップを開催してくれました。先日は京都のいとへんさんまで出張ワークショップに行っていただき、大変お世話になっています。
そんな尚子さんが、今年先月日本の織物コンクールに出品した作品の写真を送ってくださいました。それがこちら
「タイトル:ヤノフ村思い出を抱きしめて」
ヤノフ村の二重織のすばらしい尚子さんのオリジナル作品です!この織物には、私たちがヤノフ村で体験したすべてがつまっています。私にとっては当時の温かい記憶が思い出され、二重に感動な作品でした。
テレサさんの工房から見えた牛たちも
コリチンのいちご姫も!
織物工房の様子も
いちご狩りをしたベルナルダさんちのコウノトリの巣まで!
これをご覧になったヤノフ村の織手さんたちはもちろん口々に素晴らしい!と。表現の幅がとても広く、とくに皆さんが気に入られたのは、猫の毛伸びや牛の豊かな表情、斜め上に走っていく車を織る技術なんかでした。ヤノフ村の織手さんたちもこれは、参考にしなくちゃとおっしゃってましたよ。
そしてもう一人作品を作ってくれたのは、沖縄の有名な紅型作家の新垣優香さん
優香さんのウェブサイト:http://arakakiyuuka.com/
優香さんは日展で賞をとったり、美術の教科書に載ったりととにかく売れっ子の紅型作家さんです。優香さんは沖縄の紅型を現代的にアレンジしたものやほかのジャンルの作家さんとコラボしたりと、伝統にとらわれず様々な作品を発表しています。
そんな優香さんが、今回ヤノフ村の織物にインスピレーションをうけた紅型作品を作り私に託してくれました。この作品は優香さんがあった村の7人の織手さんの作品をもとに作られており、7枚のタペストリーがそろうと、一枚の作品となるというものでした。
7人の織手さんへの尊敬やこの織物が続いていってほしいという優香さんの願いが感じられる素晴らしい作品です。遠い沖縄とヤノフ村の伝統が見事に融合した作品でもあります。
今回私が届けてきた皆さんの写真をのせます
ベルナルダさん
テレサさん
ルチナさん
ルドガルダさん
アリチアさん
フィロメナさん
*ダヌータさんの写真は撮り忘れ!・・
みなさんそれはもう喜んでいましたよ。きっと次に行った時にはどこの工房にも飾ってあると思います。優香さんの作品も尚子さんの作品もヤノフ村の織物のご縁。ヤノフ村で体験して感じた感動の気持ちが一面に表れているような作品だと思います。言葉は通じなくても、この作品たちが伝えたかった思いというのは織手さんたちにはまっすぐに伝わったとも思います。
ヤノフ村のツアーを企画した時には考えもよらなかったこうした感動の数々はこの仕事をしていて本当によかったなと私に思わせてくれます。
みなさんどうもありがとうございます。
そして今年のツアーのみなさんも楽しみましょうね。
ヤノフ村の織物展は現在京都のいとへんさんで今週末までご好評開催中です!
ことしの巡回展はここがさいごになります。どうぞお越しくださいませ。
「ヤノフ村の織物展」
いとへん
4/9(土)~4月24日(日)
京都府長岡京市開田
3-3-10 ロングヒル1F
Tel : 075-951-2104(代表)
Open : 11:00~16:00
定休日 :不定休
Web : itohen.wix.com/itohen
2016/02/10
本日 21時からヤノフ村の織物を限定販売します@rytas
今年は各地で本当にご好評をいただいている<ヤノフ村の織物展>は、2月5日から大宮のrytasさんに場所を移して開催中です。
今回は、ダヌータさんのマズーレ柄の本当に本当に美しいクッションカバーや人気のカロリナさんの大き目コースターなどたくさんの新作をポーランドから追加でお送りしています。
こんな色使いや柄みたことない!と思わずため息がでてしまう美しいクッションカバーの数々。ダヌータさんが織ってくれました。
ダヌータさんのお嫁さんカロリナさんが織ってくれたのは大き目コースター。すべて柄も色も違ってかわいい!し、使い勝手がとてもいいので、どこのお店でもまいかい売り切れてしまう商品です。
©rytas
©rytas
さて、そんな織物の数々を本日(2/10水曜日) 21時からrytasさんのウェブショップで販売していただきます。お送りした200点以上の織物から140点余りをご紹介していただく予定です!
リータスさんのウェブショップはこちらから→http://www.rytas.jp/
リータスさんのヤノフ村の織物のすてきなスタイリングもご覧くださいね。
店頭・ウェブともに2/21までの限定販売となります
ヤノフ村の織物展
2/5(金)~2/21(日)
rytas
さいたま大宮区高花町1-38-1F
12:00~19:00 (日曜12:00~18:00)
月・火 定休
*期間中は2月11日もお休みです
2016/01/25
マズーレの追憶の織り
ヤノフ村の織物展<マズーレ追憶の糸>は徳島の東雲さんから場所をうつして、東京・清澄白河のバハールさんで好評開催中です。
日曜日から月曜日にかけては秋元尚子先生のヤノフ織りの大人気のワークショップも開催され、大変賑わいのあるイベントになっています。
今回も、たくさんの織物を追加でポーランドからお送りしています。
毎回どこのお店でも売り切れ寸前の両面織りのバッグ(13000円~16800円)。今回の展示からダヌータさんの新作バッグが加わりました。まだまだ寒いこの時期にも、春先の装いにも合いそうな色合いのバッグです。取っ手は木製ハンドルがついていて、腕にかけて持ちやすいですよ。
人気のルドガルダさんのバッグも。優しい手織りの風合いがカジュアルな装いにも、かっちりしたルドガルダさん特有の模様がフォーマルな装いにも似合います。
さて、今回の展示のテーマ<マズーレ追憶の織り>のマズーレ地方を少しご紹介します。1000の湖の楽園ともいわれるマズーレはポーランド東北部に位置し、たくさんの湖や沼地、川が運河でつらなり、それを林や森、美しい村々が取り囲むまさに地上の楽園です。
私が訪れたのは昨年の夏。マズーレの織りを知りに、またマズーレの小さな町でひらかれた民芸市にも行ってみました。
8月のマズーレはポーランドや近隣諸国から観光客がおとずれ、たくさんのクルーザーやボートが大小の湖に浮かび、優雅な時が流れていました。また小さな村々や牧草地の周りには、無数の野の花が咲き誇り、美しいポーランドの原風景を感じることができます。
林の中を散歩すれば、そこには野生の馬たちが。人工的なものが全くなく時間の流れが全く違う風景の中で、どこか違う世界に迷い込んでしまったようなそんな錯覚にさえ陥ります。
マズーレ地方は、ポーランドの東北部ということで、バルト三国や北欧からもほど近く、またドイツからの入植などがあったため、様々な文化の交差点でもありました。
この地方にも18世紀の初めにはヤノフ村同様、二重織りの文化がもたらされていました。しかし20世紀には工房がなくなり、すたれてしまいます。
マズーレ・ヴェングジェヴォの博物館に所蔵されている18世紀のマズーレの二重織り(作者不明)。
この地方の文様で特徴的なものが、幾何学模様。上の古い織物からもわかるように、何重にも植物モチーフの幾何学の連続文様が周りを取り囲み、中には人や動物、また中東のキリムにも似た独特の文様が織られています。
これを今年は、ヤノフ村の織り手さんが復元して、デザインしなおし、織ったのが今年のテーマでもある<マズーレ追憶の織り>というわけです。
先ほどご紹介したダヌータさんやルドガルダさんのバッグにもマズーレの伝統的な文様と、ヤノフ村の文様が一緒に組み合わされて織り込まれています。
こちらはタペストリー。マズーレの織物に由来した<幾何学の組み合わせ>からヒントを得て、今年は、<色の組み合わせ>もリズミカルに取り入れた織物がたくさん誕生しました。
今回の、このマズーレの織りのデザイン再構築という作業は、ヤノフ村のすべての織りてさんが取り組みました。ここですべてはご紹介できませんが、様々な織りてさんの様々な解釈があるのが、展示では見て取っていただくことができると思います。すべての織物には織った方の名前のタグが付いていますので、お時間のある方はぜひ、そこも含めてごらんくださいませ。
今回のヤノフ村の巡回展は、どこでも大変好評をいただいています。ヤノフ村の織りてさんの熱意や、マズーレの伝統の灯が、お越しいただいているかたの心に届いているようで大変うれしいです。
ただいま開催中のバハールさんは1/26日(火)、27日(水)のお休みの後、28日木曜日からまたたくさんの織物とともに開店します。
たくさんのお越しお待ちしております。
Bahar
2016年1月21日(木)~2016年1月30日(土)
*26(火)27(水)はお休み
*26(火)27(水)はお休み
東京都江東区平野1-9-7
fukadaso 203
Tel 03-3630-3670
Open 13:00-18:00
http://bahar.bz/
fukadaso 203
Tel 03-3630-3670
Open 13:00-18:00
http://bahar.bz/
今後の巡回予定
埼玉:rytas 2/5(金)~2/21(日)
神戸:kachua 2/27(土)~3/13(日)
東京:Ethnorth gallery 3/22(火)~4/3(日)
京都:いとへん 4/9(土)~4/24(日)