少し前のことですが、ポーランド・ウォビッツの新聞にて、山梨の切り絵展に際してアンナさんとグラジナさんが日本を訪れたことが記事になりました。SUSHIにSAKEにSAKURAにMt.Fuji... キーワード盛りだくさん(笑)ですが、とても好意的な記事なので、ご紹介します。
以下記事の訳文(誤訳あったらスミマセン・・)
「刺繍家のアンナ・スタニシェフスカと切り絵作家のグラジナ・グワドカ、2人のウォビッツの民芸家が3月20日から26日まで遠い日本の地でウォビッツの伝統工芸を披露した。
2人は本州にある山梨の富士川切り絵の森美術館で開催中の<ポーランドの切り絵展>のオープニングイベントに参加した。展覧会では芸術的なウォビッツの切り絵を展示している。2人はオープニングイベントの他にも2日間のワークショップを行った。
「日本ではどこにいっても敬意をもって、とても温かく迎えて下さいました。私たちの訪問を喜んでくださいました。とても自然に素晴らしいもてなしをして下さいました。また、私たちの技術や工芸品もとても高く評価して下さいました。」
今回の訪問は日本の美術館とトルンに住んでいる日本人の藤田泉が計画をした。
1月には美術館の館長、副館長がウォビッツを訪れ、2人の民芸家を桜の咲く国日本に招待した。展覧会はポーランド中の切り絵を集めたものだが、ウォビッツの2人が代表して日本を訪れた。
アンナ・スタニシェフスカは母から伝えられたウォビッツの様々な刺繍技術を見せるため、2ヶ月間日本へ訪れるための準備をした。展覧会では彼女の刺繍作品も多く見ることができる。
オープニングイベントでは、ポーランド大使からの祝辞やポーランド政府観光局が出席し、ウォビッツの2人も民族衣装を着て出席した。切り絵と手刺繍を披露したワークショップもとても興味深いものとなった。日本人たちはとても器用で民芸家たちと一緒に素晴らしい作品を作り上げた。参加した人たちは、みなとても自分の作った作品を気に入り、またワークショップを楽しんだ。
「ワークショップではポーランド語や日本語を教え合ったりもしました。とても心温まる体験でした。」とアンナ・スタニシェフスカ。
美術館では2人はとても細かく繊細な日本のモダンな切り絵を見ることもできた。
日本滞在中は美術館の招待で、富士山観光もした。また、富士のふもとにある素晴らしい寺社や家族経営の酒蔵、新鮮な魚をつかった本場の寿司も食べた。東京を見る時間はなかったが、今回の訪問はとても思い出にのこる素晴らしいものとなった。「招待していただいた美術館のおかげで、興味深い経験ができ、また民族衣装や切り絵、刺繍などウォビッツの伝統文化を伝えられたことはとても重要なことでした」とアンナ・スタニシェフスカ。」
Łowiczanin 4/12付け
アンナさん、グラジナさんが切り絵の森美術館を訪れた時の様子はこちらでも↓
SLOW ART BLOG: アンナさん、グラジナさんを迎えて
ウォビッツの切り絵に関しては以下の記事もどうぞ
ポーランドの切り絵展で展示中のウォビッツの切り絵の一部
Stefania Borkowska作
Helena Miażek作
Grażyna Gładka作
〒409-2522
山梨県南巨摩郡身延町下山1597番地
TEL:0556-62-4111
山梨県南巨摩郡身延町下山1597番地
TEL:0556-62-4111
会場 : 芝生ギャラリーと工芸館ギャラリー
開館時間 : 9:30~17:30(最終入館は17:00)
休館日 : 水曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 : 一般700円 小中学生300円
団体割引(20名以上)一般600円 小中学生250円 会期: 2012年3月24日(土)~6月24日(日)
開館時間 : 9:30~17:30(最終入館は17:00)
休館日 : 水曜日(祝日の場合は翌日)
入館料 : 一般700円 小中学生300円
団体割引(20名以上)一般600円 小中学生250円 会期: 2012年3月24日(土)~6月24日(日)