2010/06/02
Cafe Camelot
ポーランド南部の古都クラクフには、14世紀に最盛期を迎えた、雰囲気のある、美しい都市のたたずまいとともに、何百ものカフェやパブ、レストランが軒を連ねています。
「カフェはクラクフ市民にとって、単に一杯のコーヒーを楽しむためだけの場所ではなく、忙しい毎日から解放され、スローな時を楽しみながら、自らに向き合う場所であり、己の生き方を表す場所である」
と書いたのは、<Zjeść Kraków ~ Przewodnik Subiektywny~ (クラクフを食べつくす~主観的ガイドブック~>の著者Robert Makłowicz と Stanisław Mancewicz。
この本は、クラクフの数ある、レストランやカフェ、パブを彼らの独断と偏見(笑)により紹介するとともに、そのレストランの歴史や、そこを訪れた歴史上の人物(例えば、ゲーテ、ショパン、コペルニクス、レーニンやチャールズ皇太子、ガルシア・マルケスなど)の小話が載っており、このガイドブックを読んでから、その場所を訪れると、ショパンも来たレストランかとなんだか不思議な気分にさせてくれます。また、挿絵がウィットにとんでおり、とてもおもしろい本です。
そこで、本日は<Zjeść Kraków>の中から、私の行きつけのカフェの一つでもあるCafe Camelotをご紹介します。ここは、ワシントンポスト紙を「世界一素晴らしいカフェ」と言わしめたカフェでもあります。
Cafe Camelotは、クラクフ旧市街広場から一本道を入った、Sw.Tomasza通りにあります。18世紀の建物に入っており、レンガがはがれおちた壁がそのままになっている外見は雰囲気抜群です。冬以外の季節は、上の写真にもあるように、外にテーブルが並びます。
アンティークのテーブルには、レース編みのテーブルかけとろうそく、壁には近年映画にもなった、ポーランド孤高の画家ニキフォルの素朴な絵が所せましとかざられています。棚には田舎の村のチャペルにありそうな、民芸家の彫刻がずらりとならぶ、なんとも素敵で温かい、SLOW ARTを感じる空間です。まさに、「忙しい日々から解放され、自分とゆっくりと向き合う」時間と空間を与えてくれます。
ポーランド、クリニッツァの画家、ニキフォルの絵
Cafe Camelot に行った際には、ぜひシャルロトカ(ポーランド風アップルパイ)とハチミツ入りのハーブティがおすすめです。心も体も温まりますよ。
Kawiarnia i Galeria ゛Camelot゛
ul. św. Tomasza 17, Kraków
tel: +48 421 01 23
open: daily 8:00~24:00
なぜか、Camelotとはあまり関係ない挿絵の
<Zjeść Krakow>...(笑)18世紀を表現でしょうか..
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