2011/08/19

東欧イースターエッグの世界展@名古屋ロビンスパッチ

 本日(8月19日金)より名古屋のRobin’s Patchさんでは<東欧イースターエッグの世界展>が始まっています!お店いっぱいにところ狭しと東欧各地の色鮮やかなイースターエッグを飾ってくださいました。

 それぞれのイースター・エッグの説明書きや作り方、作り手さんのエピソード、写真なども合わせてお楽しみください。

展示してあるイースターエッグはすべて手作り、一つ一柄もことなり個性があります。手にとってじっくり御覧ください。


■ 2011.8.19(金)~9.4(日) 名古屋 Robin’s Patch
名古屋市千種区稲船通1丁目15-3
Tel: 052-734-3185 営業時間:12:00~19:00 
定休日:水曜日
http://www.robinspatch.jp/



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2011/08/16

8月15日 ポーランドにて


8月15日、日本では66回目の終戦記念日。2つの原爆で終了した日本の第二次世界大戦と未曾有の大地震があり原発問題が暗い影を落とした今年。もちろん、戦争と地震、原爆と原発は違いますが、66年前の戦後と同じように「これからの日本の国づくり」をもう一度真剣に考え直さなければいけない岐路に日本は立たされた年です。国民一人一人が、日本人として自分にできること、しなければいけない事を模索しだした年でしょう。

一方ドイツの降伏で終了したヨーロッパの第二次大戦は5月8日で終了し、ポーランドでの終戦記念日(勝利記念日)は5月9日です。

8月15日のポーランドは、聖母被昇天の日であり、ポーランド-ソビエト戦争のヴィスワ川の奇跡の記念日でもあります。(各記念日の詳細についてはリンク先のwikipedia参照のこと)
 要するに、キリスト教の重要な行事と、国の勝利記念日があわさった大事な国民の祝日だということ。

毎年8月15日は夫の祖母の家で親戚の集まりがあり(時期的にもお盆みたいです)、私たちもトルンから戻ってきました。 食事会のあと、この村で軍隊記念日の催しものがあるというので、いとこたちと行ってきました。

 8月15日軍隊記念日のポスター・・ものものしいです

当時の軍服をきてキャンプを張っていた衆

 初めて知ったのですが、この夫の実家があるシロンスク地方の小さな村は、第二次大戦中ポーランドとドイツの国境だったそう。そのため、その<国境>には国境警備用の要塞バンカーがあったそうな。昨日は、古い戦車が子供をのせたり、軍人の服をきた(ボランティア素人w)人たちが当時のキャンプの様子を再現したり、要塞見学をさせてくれたりしていました。ワルシャワなどではおそらく軍隊パレードなどがあるのでしょうが、、村の軍隊記念日はそこまでものものしくもなく、ゆるい雰囲気でした。

 世界各国の警察や軍隊のワッペン

 古い戦車

軍服のおじさが戦車に乗ってみろというので、(ブログのためだと)乗ろうとしたら10zl(300円くらい)といわれ、即降りました・・村の子供たちはたのしそうでした。。

 さて、聖マリア教会があるおばあちゃんの住む隣村では聖母の記念日にあわせお祭りが開かれます。ポーランドの夏祭りは、聖母の日なんだなぁと文化の違いを実感。

 おもちゃの露天を中心に道いっぱいに子供がすきそうなお店が並びます。日本の夏祭りと違い食べ物系がクッキーやキャンディ屋さんくらいしかないのが、残念・・

 風船。ハローキティは(本物かそうでないかにかかわらず・・)今やなんにでも登場

 飴屋さん。グニャグニャした着色料満点!香味料満点!の子供が大好きなお菓子

ポーランドにも射的

横の広場には移動遊園地やポニーやロバに乗せてくれるところなどもあり、子供たちは本当に楽しそう。この日地元の人たちで大賑わいのポーランドの夏祭りは、日が暮れるとともに子供たちは家路に、大人人口が増えウォッカがあちこちで振舞われダンスがはじまり大人のお祭りにかわるそうな・・私は早めにお暇しました。



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2011/08/10

Mihailo・Bilas フツルの幸せなタペストリー

8月末に再度ウクライナに行くので、今は調べ物をしたり現地の職人さんにコンタクトを取ったりしています。ウクライナには4月にもコウォミーヤのピサンキフェスティバルの為に行ってきましたが、今回はピサンキ以外にも、フツル民族の伝統文化・フォークアートなどを求めて彼らが住むウクライナのカルパチア山脈のふもとの町や村・お祭りを訪ねてこようと思っています。

フツル民族はカルパチア山脈周辺に住む民族でウクライナ民族とも、ポーランド民族、ルーマニア民族とも違う独特の文化や伝統をもち、刺繍、織物、陶器、木工細工、もちろんピサンキなどにおいても崇高な芸術作品を多く残しています。
本日はそのフツル民族の人々の活き活きとした生活や伝統をタペストリーに織り込んだ芸術家であり、私が大好きなタペストリー作家МихайлоБілас(ミハイロ・ビラス)の作品をご紹介します。

ミハイロ・ビラスは1924年、イヴァーノ=フランキーウシク州カルパチア山脈のふもとの村クレホヴィツェに生まれます。リヴィヴ芸術アカデミーで織物を学び、在学中の1955年には既にウクライナ人民芸術賞を受賞し、1967年にウクライナ国家芸術協会の会員となります。彼の作品は、ウクライナ各地の美術館を始め、ポーランド、ドイツ、ルーマニア、アメリカ、カナダ、インドなど海外でも展覧会が多くひらかれました。
 
 フツル民族の家族


フツル民族の作る陶器に使われる緑・黄色・茶の組み合わせで織られているタペストリー

こちらも同様にフツル独特の3色カラーで織られた聖母子

結婚式。結婚するカップルは、パンと塩の歓迎を受けている。「パンは食卓にいつでも食べ物を、塩は結婚生活に味わい」を意味している。

 イースター。イースターのバスケットを持って教会に集まる人々。色のついたピサンキや、イコンを飾るルシネークなどがみられる。


 
 トレンビタと呼ばれるフツル民族のホルンをふく男性。トレンビタは伝統的には結婚式や葬式の際、その音が響き渡り多くの人に聞こえるよう吹かれた。

 ミハイロ・ビラスのタペストリーに織り込まれる人々はみなふっくらとしていてとても幸せそうに、踊り、歌い、祈り、おしゃべりをし、微笑かけてきます。素朴で温かいフツルの人々の雰囲気が伝わってきます。

残念ながら、ミハイロ・ビラス氏は既に亡くなられており、新しい作品を見ることは出来ませんが、彼のコレクションを集めた個人美術館が、リヴィヴ州Truskavets (トルスカベッツ)に1992年に設立されました。ここでは、彼の制作したタペストリーの他、ペインティングや人形なども見ることが出来ます。


Museum of Art Mihailo Bilas
Address: Truskavets, Kobzar Sq. 3
Open: 10:00-18:00, closed Monday
Phone: +38 (03247)5-00-02



 




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10月末に東京でフツル民族やウクライナのフォークアートを集めた展覧会を企画中です。詳細はまた決まり次第、お知らせします。どうぞお楽しみに!

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