2010/07/07

森へ、そしてその奥へ

I went to the woods because I wished to live deliberately, to front only the essential facts of life, and see if I could not learn what it had to teach, and not, when I came to die, discover that I had not lived.
Henry David Thoreu,Walden (1854)

森へ行ったのは思慮深く生き、人生の真髄を吸収するためだ。
生活でないものは拒み、死ぬ時に
後悔のないよう生きるため。
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー(アメリカの作家、思想家)

前回の記事では、森に行ったことを書きたかったのに、大統領選挙の話に終始してしまいました(笑)。そこで、本日は、森にいったお話。ポーランドは、国土の1/4が森に覆われているというほどの、森と平原の国です。ベラルーシと、ポーランドの間に広がる、ビャウォヴィエジャの森(発音が難しい・・・)は、ヨーロッパ最大の原生林の森としても知られています。そんなことなので、ワルシャワのような大都市でもない限り、ポーランドでは、家から20分自転車に乗れば、近くの森や林に行きつきます。

人のいない、夏の森は、緑が濃くて、鳥があちこちで鳴いていて、野の花が咲いて、湖があって、と、とても気持ちがいいのです。サイクリングをする人や、犬と散歩をする人、湖畔で読書をする人など、それぞれですが、田舎の森では、人とは時々会う程度です。

ポーランドの森で気をつけなければ、いけないことは、迷子になること。分かれ道でも、特に、標識が付いていないことが多いので、今どこにいるのか大概分からなくなります。不親切で、時として危険なのですが、そこは、ポーランド式ということで(笑)。地元の人が多いところですし、迷っても、どんどん進めば、どこかの出口にはでるので、「生活でないものを拒み、思慮深く生きる」そんなおおらかな気持ちで、森を楽しみます。

森の入口に、ポツンと置いてあった錆びた、古いシェルフ。ナルニア国の入口かもしれない・・・

2車線(自転車)道も

湖畔の一車線(自転車)道も

トトロ道も

森の中には古い十字架があって

野の草花が咲いています
草藤

トウダイグサ

玉咲き草藤

瑠璃草

やがて、湖にでる

ポーランドの週末





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