<クリスマスの手引き>今日は、ポーランドの切り絵で見るクリスマス
昨日ご紹介した<パヨンク>はポーランドオリジナルのクリスマスの飾りでしたが、切り絵が盛んだったウォビッツやクルピエ地方の民家では、切り絵も華やいだ雰囲気を作り出す部屋のデコレーションとしてクリスマスに向けて女性たちが準備し、部屋に飾り付けをしました。
こちらは、クルピ絵地方の古民家の祭壇の様子。マリア像や聖母子像を囲んで切り絵や花、パヨンクが鮮やかに飾られています。
クリスマスやイースターの日は特に入念に飾り付けをしたそうです。
切り絵は、ニワトリや花などのモチーフが有名ですが、村の人々の生活の様子を描いたKodryとよばれる切り絵にはクリスマスの様子も登場します。
Grażyna Głądka(グラジナ・グワドカ)
Grażna Gładka
下はキリスト生誕の場面を描いたHelena Miażekさんの作品。ベツレヘムの星がイエスの誕生を知らせます。ポーランドでも24日の夜、一番星が見えるのを待ち、家族が食卓を囲みクリスマスイブの夕食を始めます。
Helena Miażek
Helena Miażek
こ ちらは、このブログでも以前ご紹介したウォビッツに近いSoromów(ソロムフ)村にあるブジョゾフスキ家の民芸館。切り絵ではないんのですが、キリスト生誕場面の ショプカを囲んで東方三博士やそれにつづいて村の人たちが祝福に訪れている様子。切り絵でもそうですが、キリスト誕生の祝福に来るのがウォビッツの民族衣 装を来た村の人達であるのが微笑ましいです。
カードの小さい作品ですが、こういう脱力系もなかなかいい味だしてます
ちなみに、現在来年山梨の富士川・切り絵森美術館さんで開催する<ポーランドの切り絵展>の準備をしています。本日ご紹介したヘレナさんやグラジナさんのクリスマスの作品も展示予定です。詳細はまた後日お伝えします!
クリスマスまであと5日
明日は<一年の計はクリスマスにあり>
~ポーランドクリスマスの迷信、言い伝え~☆彡
~ポーランドクリスマスの迷信、言い伝え~☆彡
<ヤノフ村の織物展~ポーランドの小さな村から、ぬくもりを紡ぐ手仕事~>
■ Presse
2011.12.2(金)-12.15(木)
札幌市中央区南6条西23丁目5-3
Tel: 011-299-7550
プレッセさんでの織物展は、大好評のうちに終了しました!
1月は東京、2月は京都で開催します。ぜひポーランドの古き良きフォークアートを見にいらしてください。
■チェドックザッカストア
2012.1.6(金)-1.22(日)
東京都千代田区東神田1-2-11
アガタ竹澤ビル404
Tel03-6240-9500
営業時間12:00-19:00
定休日期間中無休
2011.2.1(木)-2.14(火)
京都市左京区一乗寺払殿町10
Tel: 075-711-5919
京都市左京区一乗寺払殿町10
Tel: 075-711-5919
営業時間:10:00~22:00
定休日:無休
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