2011/12/06

クラクフのクリスマスハウスコンクール



12月最初の木曜日に毎年行われるショプカ(クリスマスハウス)コンクールが今年も行われ、先日、クラクフの中央広場に建つアダム・ミツキエビッチ像の周りをたくさんのショプカ(クリスマスハウス)が埋め尽くしました。

ショプカについては昨年のクリスマスの手引き (コチラから)でもご紹介しましたが、ポーランドでもクラクフ独自の伝統を持つキリストの誕生場面を描いた市民手作りのクリスマスハウスです。


69回目となる今年は153ものショプカがコンクールに出されたそう。学校単位などでも作って出展しているようで、子どもの作品が96点、大人の作品が57点。

市民の作品といっても、代々ショプカの制作を担ってきた有名な家族もいます。
5 日に発表されたコンクール受賞者の一人スタニスワフ・マリクさんもその一人。マリク家は代々コンクールの受賞者に名を連ねる有名なショプカ一家です。 ショプカには、その年の世相を表した人形なども配置されることも多く、ディテールをじっくり見るものとても楽しいです。去年は、スモレンスクの大統領機事 故でなくなったカチンスキー大統領が取り上げられたりもしていましたが、今年は来年のユーロカップに湧くサッカー。

キリスト誕生の場面の周りを踊るのはクラクフの民族衣装を来た人たち。土地柄ですね。

 
こんなレースの大作も


受賞作品や優秀作品は2011年12月5日~2012年2月26日までクラクフ市歴史美術館に展示されています。1m超の大作から、ユニークな作品まで色々と楽しめるので、この時期クラクフにいる、来る!という方は立ち寄ってみてください。面白いですよー。

追記:因みに今日12月6日はMikołajki(ミコワイキ・聖ニコラウス祭)でした。ポーランドのサンタクロースは12月24日ではなくてミコワイキの今日やってきます。でもでも24日もプレゼントはもらえます。こんどはお星様がくれるのだとか・・・


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