先週の日曜日(3月17日)にトルンの民俗博物館でポーランド各地から民芸家さんが集まって、大きなイースターマーケットが開かれました。ポーランド各地の民芸市にちょこちょこ顔を出している私ですが、地元トルン開催の民芸市は、この時期日本に帰国していることも多く、今回が初めてでした。
事前に、付き合いのある民芸家さんたちから、「トルンに来るよぉ」と聞いていたので、あいさつも兼ねて。出来れば、仕入れもと思って、軽い気持ちで行ったら、なんとまぁ充実度120%のイベントでした。
民芸市のレベルはポーランド国内でも、トップレベル!南は、チェコの国境、コニャクフのレース、北はリトアニア国境スバウキのピサンキやカシュブ地方の刺繍、、などなどあぁ楽しかった。
ということで、買い物も写真もガッツリ撮ってきました。
たくさん写真があるので、今日は、イースターマーケットならではのイースターグッズ編
クルピエ地方のピサンキ 染色したタマゴの殻にドロップアンドプル方式で模様付けしてます
こちらはオリジナリティが高いペインティングピサンキ。色合いやお花の柄がかわいいです
レース編みピサンキ 色々なピサンキの中で実は一番手がかかるものかも
単純なろうけつ染めから切り絵モチーフのペインティングエッグ、糸を巻きつけたものなど
デコパージュエッグ
クルピエのタッティングレースエッグ、これは単純なようでデザインがステキ
イースターといえば、羊。木工細工の素朴な感じの子たち。かわいい。イースターの日の食事のテーブル飾りや、イースターバスケットの飾りになります
次はパルマシリーズ。パルマは来週の日曜日、聖枝祭(Niedziela Palmowa)の日に教会に持っていきます。そのまま家庭のイースター飾りにもなります。
聖枝祭についてはコチラの記事を:イースターに向けて ~パルマの願い~
麦の穂や、ドライフラワーなどで出来た色とりどりのパルマ。とっても綺麗でした。たぶん、このイースターマーケットに来た人のほとんどが、パルマを買っていたんじゃないかな。
一口にパルマと言っても大きさ、形、飾り付けは色々。とっても綺麗でした。
こっちも派手っー! イースターのパルマとお正月のしめ飾りは、意味は若干違いますが、少し似ている気がします。
イースター柄のこんなかわいい手刺繍ナプキンもありましたよ。これは、形が◯ではなくて、クローバーのような形になっているものが多いのですが、イースターバスケットの中に敷くためのものです。バスケットの縁から、刺繍部分が垂れる仕組み。
イースターマーケットが開催されたのが、一日だけとあって、チケット(5zl=150円)販売や会場内の階段に列ができていたほど、お客さんもたくさんきていました。民芸家さんたちも、各お店大繁盛で良かったんじゃないかな。
ポーランドのイースターマーケットには出かけられなくても、日本でもポーランドのイースターマーケット開催中です。こちらも充実度120%の展覧会ですので、今月末の終了前までにぜひ、お越しください。 <ポーランド・クリスマス&イースター展 ~冬をかざる 春をよぶ~>主催:旅と空想の美術館 協力:SLOW ART 後援:駐日ポーランド大使館、ポーランド政府観光局
清春・旅と空想の美術館
〒408-0036 山梨県北杜市長坂町中丸1543-58 TEL/FAX 0551-32-8188
http://homepage3.nifty.com/kiyoharu-museo/
開館時間:10:00~17:00
休館日:月・火・水 (祝日は開館)
入館料:大人500円 小中学生:300円
交通:中央自動車道 長坂・高根ICから10分、JR長坂駅から車で5分
新宿区民健康村グリーンヒル八ヶ岳入口北100m
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