2012/10/01

ポーランドのスープ シリーズ2 ~ロスウの次の日はトマトスープ~


ポーランドのスープシリーズ2。ロスウ(コンソメスープ)を大鍋に作った次の日は大抵これにします。トマトスープ。鶏がらや野菜のだしがきいたコンソメスープから作るこのスープはとっても簡単で、美味しい。ショートパスタやごはんを入れて食べるんですが、私は断然ご飯派。リゾット、おじや風になって絶品です。

材料さえあれば、簡単すぎて作り方ってほどでもないですが、レシピを。

~材料~

◯ロスウ(コンソメスープ) 2L
参考:http://slow-art.blogspot.com/2012/09/1.html

ロスウからの流れで作るのを断然おすすめしますが、「そんなことやってられん」という場合はもちろんコンソメキューブでも。鳥ガラからダシをとらず、コンソメキューブから作る場合でも、人参・玉ねぎ・パースニップ・セロリ、ニンニク、ローレル、オールスパイスなどの香味野菜+スパイスを1時間ほどスープと一緒に煮こむと、味がずっとよくなり、本格的な味に近づきます。スープの味が決まるダシになるので、あまり手抜きはしたくないところ。

◯濃縮トマトピューレ 1瓶 (濃縮度合いにもよる)90g
◯クリーム18% (サワークリームでも)150cc
◯小麦粉 大さじ1.5 (水溶き)

<スパイス>あれば↓
◯タイム
◯セージ
◯フェンネル
◯ローズマリー
◯バジル

などの乾燥ハーブ少々。ポーランドではプロバンス風ハーブという名前でこれらのミックスハーブが売られています。どれもほんの少々ずつでいいんですが、香りが格段にいよくなり味わいも深くなります。

◯塩
◯コショウ
◯飾り用バジル


1. 鳥ガラや野菜を取り除いたロスウ(コンソメ)を別鍋へうつして温めます。ロスウから作らないかたは、ここでコンソメキューブと香味野菜を一時間ほど煮込んで、スープに味を出してください)


2. これがポーランドで市販されているトマト濃縮ピューレ(30%)と18%のクリーム。ピューレは、ケチャップよりも水分がなくかなり濃厚で、トマトの果肉なしです。クリームは生クリームが30~40%の濃さだとすると、スープ用でその半分くらいの乳脂肪分。日本ではどちらもまったく同じものはないかと思うので、%を参考に、できるだけ濃厚なピューレx2くらいとサワークリームで代用してみてください。


3. お味噌を溶かす容量で、トマトピューレを溶かし入れます。


4. プロバンス風スパイス各種を入れます。その後味と香りが馴染むように10分ほど弱火でコトコトとやりましょう。

5. クリームを別の器にとりわけ、分離しないようスープをお玉1加え混ぜます。スープとクリームがまざったら、4の鍋に加えます。その時スープが沸騰していないように気をつけてください。

6. クリームとトマトピューレが混ざった状態で、スープがまだサラサラであれば、大さじ1.5くらいの小麦粉を水にとかし、スープに加え濃度をだします。小麦粉が固まっちゃわないようにグルグル混ぜてくださいね。

7. 塩・コショウで味を整え、ご飯やパスタを少量もったスープ皿に注いで、出来上がり!かざりに、バジルやパセリの葉をちらして。



ポーランドのトマトスープ、簡単ですがとても美味しいので試してみてくださいね。

コンソメスープ、トマトスープと優しい系のスープが続きましたが、今週は夫の大好物。ソーセージ、ベーコン、お肉たっぷり、カロリーもたっぷり、これぞポーランドという感じの<乾燥えんどう豆のスープGrochowa(グロホヴァ)>を作る予定です。



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