2013/03/30

よいイースターを!


明日(3月31日)のイースターに合わせて、夫の実家に帰省して来ました。トルンから、南のシロンスク県の実家まで、イースター帰省ラッシュで道が混んでいたことや、途中5ヶ月の娘のおむつ替えや授乳なんかで、7時間もかかりました・・赤ちゃんも7時間もベビーシートに座っていなくちゃならなくて、かわいそうだったなぁ。。

イースターは、キリストが十字架に架けられた聖金曜日、その次の日の土曜日、復活した日曜日がメインになります。

それぞれの日にポーランドでなにをするのかは以前の記事を貼っておきますね。
金曜日:イースターに向けて
土曜日:イースターの日は
日曜日:Wesołych Świąt

金曜日から日曜日の朝まで(本来はポンチュキの日から)は、一般人も粛清中でお肉やアルコールを食べないので、私達も実家に帰って来てからというものひたすらニシンを食べています。今日のお昼はおばあちゃんの家で親戚が集まって、ニシンを食べる会(笑)。



ではでは、みなさんもよい、イースターを!


*明日からヨーロッパは夏時間になります。あぁ、それなのに、それなのに、昨日降ったドカ雪がまだ外に積っていて今年はホワイトイースター。夏どころか、春もまだ来てないんですけどー!


 ポーランドのイースタ展は明日までです!


清春・旅と空想の美術館
408-0036 山梨県北杜市長坂町中丸1543-58 TEL/FAX 0551-32-8188
開館時間:10:0017:00
休館日:月・火・水 (祝日は開館)
入館料:大人500円 小中学生:300
交通:中央自動車道 長坂・高根ICから10分、JR長坂駅から車で5
新宿区民健康村グリーンヒル八ヶ岳入口北100
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2013/03/25

SLOWARTのウェブサイト ☆リニューアル☆


この度、SLOWARTのウェブサイトをリニューアルしました。商品情報や、企画展情報、今まで撮りためてきた写真や、作り手さんのお話など、これからアップしていこうと思っています。まだまだ情報不足のサイトですが、どうぞよろしくお願いいたします。


SLOW ART official site: www.slow-art.pl

2013/03/19

イースターマーケット@トルン民族博物館 ヒト・モノ編

先週末に、トルンの民族博物館で行われたイースターマーケットの続き。今回は、ヒト・モノ編で。

トルンがあるのは、ポーランドでも北西のクヤフスコーポモルスキエ県(長い)というところになります。今回は、地元ということもあり、この県の民芸家さんも多く参加していました。

上の写真のおばあちゃんが来ているのが、クヤフスコーポモルスキエの民族衣装。パキッとした青いベストと赤いエプロンに白い刺繍が特徴的です。エプロンの手刺繍、はぁ・・ためいきもの。


この地方の刺繍は、白い糸のみの刺繍ですが、赤と青の生地に映えてとても美しいです。


こちらは、トルンから北に100kmほどのところにある、トゥホラというところの刺繍(ゴールド系のもの)と、海沿いのカシュブ地方の刺繍(手前の青ベースのもの)。この別の地方の2つの刺繍、パターンは同じですが、色合いが違うのが特徴です。


トゥホラの刺繍


以前、トゥホラに行った時に、この写真の手前のおばあちゃん、ジタさんに会って、トゥホラの刺繍の生い立ちを教えてもらいました。

とても面白いお話なので、これはまたの機会にちゃんと記事にして書きます。


お次は、山岳部コニャクフのレース編み


本当に、本当にきれい。コニャクフのレース編みは、小さな花がらの連続が特徴的ですが、繊細な花の宝石のようです。

あ、コニャクフのレースの関しては、↓の本でも記事を書いたので、ご参考に:
「世界のかわいいレース」 出版社: 誠文堂新光社 (2012/11/19):アマゾン


そうそう、ポーランド語でストリンギこと、おパンツレースもありましたよ。(お約束)


ウォビッチからは、かわいい民族衣装の女の子と刺繍や切り絵



切り絵は、ヘンリカ・ルスさんのもの
日本ではルスさんの切り絵の大作をたくさんココでみれますよ!あ、ポスターになってるのがルスさん






ポーランド・クリスマス&イースター展 ~冬をかざる 春をよぶ~

主催:旅と空想の美術館  
協力:SLOW ART  
後援:駐日ポーランド大使館、ポーランド政府観光局

清春・旅と空想の美術館
408-0036 山梨県北杜市長坂町中丸1543-58 TEL/FAX 0551-32-8188
http://homepage3.nifty.com/kiyoharu-museo/
開館時間:10:0017:00
休館日:月・火・水 (祝日は開館)
入館料:大人500円 小中学生:300
交通:中央自動車道 長坂・高根ICから10分、JR長坂駅から車で5
新宿区民健康村グリーンヒル八ヶ岳入口北100




これは、クルピエ地方のレース編み。タッティングレース。飾りえり用。こんな飾りえりが似合う服装は、貴族ドレスくらいか・・すばらしい

今回は、ポーランド各地のレースをたくさん見ることができました。こちらは、ビールでも有名なジヴィエッツの民芸家さん

で、最後はポーランド東の端のヤノフから西側のトルンまではるばる7時間もかけてやってきたヤノフの織物。もともとコレ目当てで行ったからね。ちょうど、この先新たに東京のイベントにも誘ってもらったので、たくさん仕入れもして来ました。あぁ可愛い柄がたくさん・・

ヤノフのフィロメナさん

ところどころ宣伝ばっかりでスミマセンが・・コチラもぜひ↓恵文社のwebshop (バーナーをクリック)




ということで、今回のイースターマーケットとっっっっっっても楽しかったです。

色々な人に会えて良かったし、ポーランド中の民芸品が一堂に会した大満足のイベントでした。

仕入れてきたものの一部。

近所だと思って、一人でトラムで行ったら、買いすぎて、両手に荷物かかえて帰ってくるのが、すごく大変でした・・





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2013/03/18

イースターマーケット@トルン民族博物館 イースターグッズ編




先週の日曜日(3月17日)にトルンの民俗博物館でポーランド各地から民芸家さんが集まって、大きなイースターマーケットが開かれました。ポーランド各地の民芸市にちょこちょこ顔を出している私ですが、地元トルン開催の民芸市は、この時期日本に帰国していることも多く、今回が初めてでした。



事前に、付き合いのある民芸家さんたちから、「トルンに来るよぉ」と聞いていたので、あいさつも兼ねて。出来れば、仕入れもと思って、軽い気持ちで行ったら、なんとまぁ充実度120%のイベントでした。

民芸市のレベルはポーランド国内でも、トップレベル!南は、チェコの国境、コニャクフのレース、北はリトアニア国境スバウキのピサンキやカシュブ地方の刺繍、、などなどあぁ楽しかった。

ということで、買い物も写真もガッツリ撮ってきました。

たくさん写真があるので、今日は、イースターマーケットならではのイースターグッズ編

 イースターといえばやっぱりピサンキ、伝統的なものやオリジナル作品までがたくさんありましたよ。


クルピエ地方のピサンキ 染色したタマゴの殻にドロップアンドプル方式で模様付けしてます



こちらはオリジナリティが高いペインティングピサンキ。色合いやお花の柄がかわいいです


レース編みピサンキ 色々なピサンキの中で実は一番手がかかるものかも


単純なろうけつ染めから切り絵モチーフのペインティングエッグ、糸を巻きつけたものなど


デコパージュエッグ


クルピエのタッティングレースエッグ、これは単純なようでデザインがステキ


イースターといえば、羊。木工細工の素朴な感じの子たち。かわいい。イースターの日の食事のテーブル飾りや、イースターバスケットの飾りになります

次はパルマシリーズ。パルマは来週の日曜日、聖枝祭(Niedziela Palmowa)の日に教会に持っていきます。そのまま家庭のイースター飾りにもなります。

聖枝祭についてはコチラの記事を:イースターに向けて ~パルマの願い~


麦の穂や、ドライフラワーなどで出来た色とりどりのパルマ。とっても綺麗でした。たぶん、このイースターマーケットに来た人のほとんどが、パルマを買っていたんじゃないかな。



一口にパルマと言っても大きさ、形、飾り付けは色々。とっても綺麗でした。


こっちも派手っー! イースターのパルマとお正月のしめ飾りは、意味は若干違いますが、少し似ている気がします。


イースター柄のこんなかわいい手刺繍ナプキンもありましたよ。これは、形が◯ではなくて、クローバーのような形になっているものが多いのですが、イースターバスケットの中に敷くためのものです。バスケットの縁から、刺繍部分が垂れる仕組み。

イースターマーケットが開催されたのが、一日だけとあって、チケット(5zl=150円)販売や会場内の階段に列ができていたほど、お客さんもたくさんきていました。民芸家さんたちも、各お店大繁盛で良かったんじゃないかな。


ポーランドのイースターマーケットには出かけられなくても、日本でもポーランドのイースターマーケット開催中です。こちらも充実度120%の展覧会ですので、今月末の終了前までにぜひ、お越しください。                                                                 <ポーランド・クリスマス&イースター展 ~冬をかざる 春をよぶ~>主催:旅と空想の美術館  協力:SLOW ART  後援:駐日ポーランド大使館、ポーランド政府観光局


清春・旅と空想の美術館
408-0036 山梨県北杜市長坂町中丸1543-58 TEL/FAX 0551-32-8188
http://homepage3.nifty.com/kiyoharu-museo/
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2013/03/13

ヤノフ村の織物展 WEB販売開始


本日から、ヤノフ村の織物展のWEB販売が恵文社さんのウェブショップで始まりました!店頭展示、ウェブ販売ともに、今回の巡回展はこれで終了になります。新しい追加商品も加わって、ウェブショップも素敵な織物がたくさんありますので、ぜひ覗いてみてください。

↓クッションもタペストリーもコースターも店頭展示同様の品揃えです。すべて一点物ですので、ご興味のある方はお早めにー☆

恵文社web shop <ヤノフ村の織物たち>(コチラから)




恵文社web shop <ヤノフ村の織物たち>(コチラから)


ヤノフの織物に関する、お問い合わせ・ご注文は:infoアットslow-art.pl(アットを@に変換してください)までお願いします。

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