2012/01/05

ヤノフ村の織物展 明日から東京で始まります


ヤノフ村の織物展が明日から東京チェドックさんで始まります。今日は一日搬入に行ってきました。大きなタペストリーが壁一面に展示してあり見応えもたっぷりです。一部展示品をのぞき、すべての商品は即売となりますので、気になる方はなるべくお早めにいらしてください。


入り口壁面にはヤノフの織物の歴史や、ヤノフ村の風景、各織手さんの紹介パネルなども展示しています。織物一つ一つにもどなたの作品なのかがわかるように名前が付いていますので、気に入った織物があったらどの織り手さんが作ってくれたものなのか、写真をご覧下さいね。

個人的には大きさや種類が豊富なクッションがおすすめです!

ヤノフの話、続きます

 ポーランド・小さな村からぬくもりを紡ぐ手仕事
<ヤノフ村の織物展>


1月6日(金)から!
■チェドックザッカストア 
 2012.1.6(金)-1.22(日)
東京都千代田区東神田1-2-11
アガタ竹澤ビル404
 Tel03-6240-9500
営業時間12:00-19:00
 定休日期間中無休
 
■京都恵文社一乗寺店
2011.2.1(木)-2.14(火)
京都市左京区一乗寺払殿町10
Tel: 075-711-5919 
営業時間:10:00~22:00 
定休日:無休
札幌・東京・京都巡回!
 
■ Presse 終了
2011.12.2(金)-12.15(木)
札幌市中央区南6条西23丁目5-3
Tel: 011-299-7550 
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
http://
momentsdepresse.com/ 

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2012/01/04

ヤノフ村の織物展 ~ポーランド織物の歴史~

迎●春

新 年明けましておめでとうございます!今年は昨年よりも一人ひとりがより幸せを感じることのできる年になるといいなと思っています。SLOW ARTもかわらずポーランドから心温まる芸術品や民芸家さんの手仕事や素顔をお届けしたいと思っています。綿から糸を紡ぐように、一針一針刺繍を縫うよう に、かぎ針でレースを編んでいくように民芸品の精神で丁寧に、ゆっくりと、自分の足元をみて頑張りすぎず歩んでいきたいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、新年はじめのSLOW ART企画として東京チェドックさんでは1月6日(金)から

<ヤノフ村の織物展~ポーランド・小さな村からぬくもりを紡ぐ手仕事~>

が始まります。私もこの企画のためにポーランドのいなかからはるばる東京に帰ってきました。このブログでも今日から何回かにわけ、ヤノフ村の織物の話をしていきたいと思っています。

本日はポーランド二重織り・織物の歴史

ヤノフの織物はポーランド東北部ポドラシェ県のヤノフ村で織られている二重織りの織物です。2重織りの織物は、12世紀のスカンジナビアを起源にしているといわれ、その後19世紀までにドイツ、イギリス、スペインなどにもひろまっていきました。

ポーランドでもマゾフシャ県を中心に二重織りの技術が広まります。ポーランドに現存する最も古い二重織りの織物は18世紀にマゾフシャ県の工房で織られた織物とされています。(現在はリトアニア・カウナスの美術館蔵)


ちなみに、二重織りとは、表裏2面に縦糸を張り、横糸を交替、浮沈させておる織り方で、表裏どちらの面も色違 いで楽しむことができるのが特徴です。2重織りはその複雑さから、織りの技術はもちろん、忍耐力や、織り手の想像力なども大変重要となる織物です。

スカンジナビアから広まった二重織りの織物、スウェーデンのフィン織りやポーランド国境に近いベラルーシの地方にある織物もヤノフの織物にとても似ています。地理的な近さもあり同様の織物が伝わっていったことがよく分かります。

スウェーデンのフィン織り

ヤノフの織物

さて、ポーランドでは18世紀にポドラシェ地方やマゾフシャ地方を中心に広がっていった二重織りの織物ですが、残念ながら19世紀に入ると機械織りの技術などの発展もあり多くの工房が衰退を余儀なくされます。

ヤ ノフ村があるポドラシェ県の県都ビアウェストクの美術館には今はなきポドラシェ地方やマゾフシェ地方の織物が多く所蔵されています。美術館が発行するこの本(TKANINA DWUOSNOWOWA author: Wojciech Kowalczyk 非売品)にも多くのコレクションが掲載されています。

 1883 Łomża ANNA JARNUTOWSKA 1883年に織られたウォムジャの織物とウォムジャ地方の織物のパターン
 (上)ポドラシェ地方1898年作者不明 (下)ポドラシェ地方の伝統的織物パターン

 1979 Tumanek STANISŁAW SKŁADANOWSKI  トゥマネックに代々工房をかまえていたスクワダノフスキ家の作品
 1883-1890 Brańsk SZYMON NAMIETKIEWICZ ブランスクの織物とそのパターン

残念ながらここに掲載した織物は全て現在は継承者がおらず織られていません。素晴らしい織物の数々が安い機械織りの織物に負け、また多くの人の生活が農村部から都市部の生活に移行していくと共にかつては嫁入り道具としても織られていた農村部の織物の需要は無くなって行きました。


1983 Janów JADWIGA BABIENO Gospodarstowo ヤノフの織物<農家>

そんななか、小さな村ヤノフの織物がどうして今日まで織り続けられてきたのか。そこには、村の織り手達と一人の大学教授の努力がありました。

それは、また次の記事で



 ポーランド・小さな村からぬくもりを紡ぐ手仕事
<ヤノフ村の織物展>

1月6日(金)から!
■チェドックザッカストア 
 2012.1.6(金)-1.22(日)
東京都千代田区東神田1-2-11
アガタ竹澤ビル404
 Tel03-6240-9500
営業時間12:00-19:00
 定休日期間中無休
■京都恵文社一乗寺店
2011.2.1(木)-2.14(火)
京都市左京区一乗寺払殿町10
Tel: 075-711-5919 
営業時間:10:00~22:00 
定休日:無休
札幌・東京・京都巡回!
■ Presse 終了

2011.12.2(金)-12.15(木)
札幌市中央区南6条西23丁目5-3
Tel: 011-299-7550 
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日
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2011/12/25

クリスマスの手引き ~イブの食事~



ク リスマス休暇で夫の実家に帰省してきました。24日は朝からパン屋にパンを買いに行き、クリスマスツリーの飾り付け、プレゼント包み(ポーランドは基本的 に素敵な包装はしてくれません)、食事の準備、クラクフのおばさんを迎えに行って、、と準備で大忙し。その間に私がツリーのボンブキ(オーナメントボー ル)を3個落っことして割り、ママが魚を焼きながらオイルの瓶を落っことして割り、伯母さんがティーポットのフタを落っことして割り・・・と、カシャー ン・ガシャーンという音が絶えず響いていました。。ポーランドで何かを落として割ってしまったら「Na szczęście!(幸運を!)」と言いましょう。



一番星がでるのを待って食事をはじめます。冬至が過ぎたばかりの今の時期は、暗くなるのが16時前くらい。食事の前にオプワテクと呼ばれる白いウェハースを参加者が分けあいながらお祈りをし合います。


さて、ポーランドのクリスマスイブの食事は12使徒の数にちなんで12種類用意するのが良いとされています。また、イブの食事は肉なし、鯉を食べます。昨日のイブの夕食に並んだ義母が数日前から一生懸命用意した伝統的な12種類の食事↓




 1.ウシュカ入りバルシチ
 ウシュカはスキャベツときのこの煮物のラビオリ。クリスマスのバルシチは肉のダシを一切使わず、数日前から発酵させて酸味を出したビートのジュースとにんにく、乾燥きのこなどからだしをとった澄んだスープです。



2.いんげん豆の煮物
 バルシチに入れても美味しいです


3.鯉のゼリー寄せ
 焼いた鯉はまだ食べられるけれどこれは少し苦手


4.鯉のフライ



5.フライ用のタルタルソース
これは私が作ったオリジナル
 

 6.スキャベツときのこのピエロギ


 7. スキャベツときのこの煮物


 8. スキャベツと乾燥えんどう豆の煮物


 9. カシャ(蕎麦の実)のゴウォンブキ(ロールキャベツ)


10. ドライフルーツのコンポート


11.ポルチーニ茸のソース


 12. にしんのオイル漬け


~別腹~


 ケーキ
ケーキはケシの実のケーキマコーヴィエツや、チーズケーキ・セルニック、シナモンケーキ・ピエルニク

普 段はあぶらっこい肉料理が中心のポーランド料理ですが、この日は肉が一切入りません。昔は冬のこの時期は野菜もなかったのでスキャベツや乾燥きのこ、豆を 使ったものが多いです。素材の味を生かした素朴なものが多いですが、一つ一つ作るのに手間や時間がかかるものばかりです。

イブの日は肉なしですが、25日のクリスマスは盛大に肉を食べますよ!


 食事のあとは、プレゼントタイム。ポーランドのクリスマスはサンタクロースは来ないので(サンタの日は12月6日)、クリスマスのお星様が届けてくれる(・・・)プレゼントをツリーの下に並べて親戚どうしで祝い合います。

その後深夜にかけて行われるパステルカとよばれるミサに出かけます。


25日の今日・明日・あさってもごちそうリレーが続きます。

順番が逆転してしまったのですが、キャロル隊については次回に


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