SLOW ARTの旅の終着地は、ポーランドとベラルーシにまたがる広大な森、ビャウォヴィエジャの森でした。ヨーロッパ最後の原生林の森として有名で、人の手が加えられていない、広大な森には、多くの珍しい植物や、動物たちが生息しています。一度は、絶滅の危機にあった、ヨーロッパバイソンもこの森の住人です。野生のヨーロッパバイソンや、ヘラジカを見たいのは、確かなのですが、私は、そこまで忍耐強くも、運もないので、今回は、ビャウォヴィエジャにある<動物保護地区>に行きました。
ビャウォヴィエジャの動物保護区では、ヨーロッパバイソンの他にも、ヘラジカやキツネ、狼やいのししなど森に生息する他の動物達も、見物できるはずなのですが、森の中でも、炎天下(33℃)のこの日、どこを探しても、動物の姿がない・・・・きっと穴の中や木陰で寝ているんでしょう。。目的のヨーロッパバイソンはというと、
ヨーロッパバイソンは、昔は、ヨーロッパ中に生息していましたが、狩猟により野生種は1919年に姿を消します。その後、動物園などで飼育されていたものを増やし、野生に戻す試みが、ポーランドなどで行われ、現在800頭のヨーロッパバイソンが、野生としてビャウォヴィエジャの森に生息しています。ヨーロッパバイソンは、ヨーロッパに生息する陸上生物の中では、一番重量がおもい生物なのだそう。大きいものでは、体長3m、 体重920kgにもなるそうです。


追記:今回、野生のバイソンを見ることはできなかったけれど、早朝4時頃、森の中を全速力で駆け抜けていく、イノシシの親子に出会いました。
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