今年も、ウォビッツの聖体祭に行ってきました。聖体祭について書くのはもう3度目。前回の、前々回の記事はコチラ↓
2010年
2011年
「聖体の祝日とは、キリスト教において復活祭(イースター)の60日後の木曜日に行われる聖体を崇める祝祭日のこと。ポーランドでは国民の祝日となり、人々 は教会のミサにでかけます。ミサの後ポーランド各地ではProcesjaとよばれる聖体行列が行われます。教会のシンボルである聖母やキリスト像などを描 いたタペストリーを掲げた人々の後に、十字架を持った司祭が続き、その後に鼓笛隊、その後に市民などがつづく大行列をへんせんして、教会から、道沿いにつ くられた4つの祭壇をまわり祈りを捧げます。キリスト教のイベントとしてだけではなく、土着の信仰とも相まって、好天、豊作、無病息災、家内安全などを祈る場でもあります。」
聖体祭の行列はポーランド各地で行われますが、町中の人たちが民族衣装を着て行列に参加するウォビッツの聖体行列は特に有名です。
そんな、ウォビッツの聖体祭に今年はアンナさんに招待されて行ってきました。
聖体祭行列といえば、このsztandaryとよばれる聖人ののぼりを持って行列するのが恒例なのですが、アンナさんはこののぼりを作る刺繍作家でもあります。毎年、アンナさんが作った上りを旦那さんが持ち、一緒に行列を歩いています。
さてさて、今年のスナップショットを行列の流れに合わせて========
中央教会で聖体礼拝が行われている最中、高校生の鼓笛隊が通りの空気を温めます
ミサが終わるとまずは、十字架をもった教会の人が行列を先導します
リタイアホームアーミーがそのあとに続き
その後をのぼりを掲げたウォビッツ民族衣装の数百人の人たちが歩きます。
聖人ののぼりもしっかりウォビッツの刺繍が施されています
子供たちがかわいいいい
日本の7・5・3のような感じで、この行列に参加するのは、この地域の子供達の通過儀礼なんだと思います。もちろんだれもが民族衣装を持っているわけではないので、この日は貸衣装屋さんも中央広場に出店をしています。
こんな小さい子たちも手をつないで
のぼり隊の後は、花びらを撒く女の子たち
花道に続くのは-
神父さんたちに
行列のメイン、天蓋が掲げられた輝く<聖体顕示台>
その後を軍隊がまもり
一般市民の波が続きます
行列が向かう先は広場をぐるっと取り囲む道沿いに作られた4つの祭壇
この祭壇に聖体が到達する度に、聖書の一部が読み上げられ祈りが捧げられます。
祈りの時間が結構それぞれの祭壇で長いので、その度に行列は止まって、民族衣装隊は休憩時間・・
お祈りは、ポーランド語・ドイツ語・英語なんかでも行われていました
今年は、次の日(6月8日)が開幕だったポーランド・ウクライナ共同開催のサッカーユーロカップの関係で、ウクライナチームも民族衣装で参加していました
写真がまだまだあるので、このあと行われたフォークフェスティバルと一緒に次回に続きます
*現在ポーランドではユーロカップが好評開催中なのですが、私達がウォビッツに行った日など、開幕の前日ということもありラジオはずーーーーーーーとユーロカップのことのみ。。道路の車もポーランド国旗をつけた車が5台に1台はいて、右も左もなくポーランド国内はすごく盛り上がってるわけです。ユーロ中は、上昇気流な空気が国を覆っていてみんなとりあえず幸せそうにうかれているので、良い感じです*
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