2015/08/05

SLOWART ツアー:ワルシャワ・王の宮殿とジャガード織機と



ヤノフ村の織物展に来てくださった、たくさんのお客様、本当にありがとうございました。神戸のカチュアさんでの展示が先日終わり、これで、今季の巡回は終わります。
といっても、来季はまた10月から巡回が始まります!新しいプロジェクトがたくさん進行中なので、どうぞ来季もお楽しみに。


ツアーの様子をご紹介すると言っておきながら、あっという間にツアーでヤノフ村に滞在していた頃から1ヶ月がたってしまいました。。

その間には、バルト海の半島ヘルに行ったり、グダンスクのクラフト市に行ったり、湖水地方のマズーれに行ったり・・・ポーランドの夏は短いのです!生きいそいでます。

久しぶりの更新:今日は、一日目のワルシャワの思い出について


ツアーの参加者の方たちには、ワルシャワまで各自で航空券をとってきていただきました。到着の次の朝、私も皆さんのホテルで合流しました。都会ワルシャワ、お上りさんの私だけでは少し頼りないので、この日はワルシャワ在住の友人に案内をしてもらいました。

まずはワルシャワ市民の憩いの公園、ワジエンキ公園へ。この広大な緑の公園の中には、柳の下のショパン像や水上宮殿があります。池や小川、劇場やオランジュリーなどもありとても気持ちのよいところです。


最近改装が行われたオランジュリー、中には小さなコンサートホールもありました


王の宮殿にふさわしく孔雀も放し飼いになっています


昼食を食べたヴェルヴェデーレ。室内は緑がいっぱいで、とても素敵なレストランでした


ワジエンキ公園内にある100年もののジャガード織機をたくさん保有している工房を特別に開けていただき、見学しました。織物ツアーなので、やはりみなさんここでも興味津々


ジャガード織機とはこういったパンチカードに経糸、緯糸を通し、予めきめられた模様を半自動で織っていく織り機のこと。


手織りは手織りですが、上の握りを左右にひっぱると、シャトルがピューンと飛んで緯糸が入ります


オーナーのお話を聞き入る参加者のみなさん。こういった手織りのジャガード織機があるのはポーランドではここだけです。この工房では、王宮や宮殿・大統領府などの装飾品や映画の衣装の布なども制作したことがあるそうです。


19世紀からの文様


この工房で働いていた織手さんたちのシャトル。一人ひとり自分専用のシャトルがあったそう


ここは、織りの他にもピエルニク(ジンジャークッキー)の型なんかのコレクションもあるそうで。これはなんと3年前に作ったピエルニック。香辛料がたくさんはいり、乾燥させるこのクッキーは出来がいいものであれば何十年もほぞんできるのだとか。この3年前のもの、味見していいというので、おそるおそる味見を。なんだかピリピリしました・・


その後タクシーで旧市街へ。少し早足でしたが、ワルシャワ市民が戦後に復活させた旧市街を散策しました。

ワルシャワは大きい街でとても半日でみれるようなところではないのですが、まぁ、ポーランドに来たよということで。次の日からはずーーと田舎なので、都市の雰囲気なんかを味わいました。ワルシャワ在住の友人の協力もあり、効率よく回ることが出来たいちにちでした。

ここからバスに乗ってヤノフ村に出発です。
つづく~


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