ヤノフ村の織物展
テーマ:マズーレ追憶の糸
ポーランド東北部の小さな村ヤノフには、18世紀から村の女性たちが代々受け継いできた伝統の織物があります。今も羊毛を洗い、糸車で糸を紡いで織る二重織りの織物は、途方も無い時間をかけてつくる手仕事の価値のつまった温もりのある織物です。
今年の展示は、「マズーレ追憶の糸」というテーマで開催します。千の湖といわれるポーランド東北部、湖水地方のマズーレ。ここにもかつてヤノフ村と同じように二重織りの伝統がありました。しかし時代とともに工房や織手がいなくなり、今はこの地で織りは受け継がれていません。今年はマズーレの伝統的な文様をヤノフ村の織り手さんと共に復刻、再現しました。固有の幾何学模様が特徴的なマズーレの文様とヤノフ村の伝統が合わさり、たくさんの素晴らしい織物が誕生しました。その作業はまさに、古きをたずねて新しきを知る。新しいヤノフ村の織物をどうぞご覧ください。
タペストリー、クッション、ブックカバー、バッグなどの新作に加え、今年はマズーレの平織りの敷物やショールなどもご紹介予定です。
チェドックザッカストア浅草
東京都台東区駒形1-7-12
Tel 03-6231-6639
Open 12:00~19:00
http://www.cedok.org
主催:SlowArt 藤田泉
在廊日:10月20日(火)24日(土)
ヤノフ村のことや織り手さんのことなど、お気軽にお尋ねください
お問合せ:info@slow-art.pl
ウェブ :www.slow-art.pl
マズーレの織りで特徴的なのが、この幾何学模様と人や動物の組み合せです。ヤノフ村の図柄ともあわさり、新しい可能性を秘めた素晴らしい織物がたくさん生まれました。
また今回は、ヤノフ村の織物の二重織りのワークショップも開催します!
講師の秋元さんは、今年のヤノフ村の織物ツアーに参加してくださった、スウェーデン織りの先生。スウェーデンでもある二重織りはもともと専門で教えていらっしゃいましたが、ポーランドの二重織りはまた違う構造だそうで、その技術を学ぶためにヤノフ村のテレサさんのところで、村の織りを習得されました。
本来はとてもむずかしいポーランドの二重織りですが、1人一台の織機を用意してくれ、初心者でもわかりやすくポイントを抑えて教えて下さいます。
実は、このワークショップは、10月30日(土)、31日(日)の予定で、DMなどにお知らせを出していましたが、告知前から満席になってしまいました。その後追加したクラスもすぐに満席になってしまったため、急遽さらに日にちが追加されました。
2015年10月31日(土) 12:30/15:30 (満席)
2015年11月1日(日) 12:30/15:30 (満席)
2015年11月3日(火祝)12:30/15:30 (満席)
2015年11月8日(日) 12:30/15:30 (満席)
追加日程:
2015年10月30日(金) 12:30/15:30
2015年11月4日 (水) 12:30/15:30
ご予約受付は10月8日(木)21時より下記リンクより開始いたします。21時に受付ページをアップしますので、是非ご覧ください。
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