帰り道、山の斜面を利用して、牛や羊を放牧をしている農家がありました。このうちの3人兄弟は、山の下の村の学校まで、毎日片道4kmの山道を徒歩で通っているそう。冬には、大雪が降るこの地域、子どもたちは大自然の中たくましく育っています。
さて、早速ドライキノコつくりへとりかかります。(といってもすこぶる簡単です・・)
2. 乾燥しやすいよう、薄くスライスします。
人が食べても美味しいキノコ、もちろん虫や幼虫たちも大好きです。中に虫が付いていることが良くあるので、その場合は、もったいないですが、捨てます。この作業で、とってきたキノコが半分から2/3になります・・
3. 乾燥機へ。
もちろん、網の上などで干してもいいのですが、フルーツや野菜を乾燥してくれるこのマシンを使います。外で干すと、乾燥するまで(お天気にも寄りますが)通常は5日~1週間程度かかりますが、これだとスライスであれば一晩で乾燥します。
4.完成。
翌朝。水分が完全に抜けきれば完成です。あんなに苦労して探したキノコ。かさが、1/10以下になってしまい、若干むなしさが残ります・・(笑)
干しシイタケでもそうですが、ドライキノコは、生のものに比べ香りやうまみが増します。
このキノコは、水で戻して使うと、とても美味しいスープやお肉やパスタのソースになります。自分で採ってきたキノコだから、味は、さらに格別です。山の恵みに感謝して、冬においしくいただきます。
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