ウクライナ・フツル民族のフォークアートを訪ねる旅から帰ってきました。大満足。フツル民族の職人さんたちが住む村々、フォークバザール、フェスティバルと様々な場所を訪ね歩き、毎日毎日ウクライナの魅力を堪能してきました。ウクライナのフォークアートの奥深さ、フツル民族の世界観、現地の人たちのやさしさに、ビールの安さとうまさw。新たな発見に、出会い。10月の企画展に向け、充実の内容の素晴らしい旅となりました。
クラクフからウクライナのリヴィヴに到着したのは、8月24日の早朝。この日はウクライナソビエト連邦からの20周年目の独立記念日でした。リヴィヴの旧市街では、町の人達がウクライナの伝統衣装でもあるヴィシバンキを着、ウクライナ国旗をもち「ウクライナに栄光あれ!」のシュプレヒコールをあげながらの大パレード。西ウクライナは特に脱ロシアの思想が強く、ロシアよりの現政権に対しては批判的な風潮がつよく感じられました。
ウクライナ刺繍。今回の旅では、朝の3時から始まる業者用の刺繍マーケットに潜入したり、ローカルバザールを物色したり、ウクライナ刺繍の収集家にコレクションを譲ってもらったりと、ウクライナ刺繍やヴィンテージ刺繍ブラウスをたくさん集めてきました。ウクライナ刺繍の魅力をお伝えできると思います。
コロミアのピサンキ博物館では、日本のピサンキアーティスト飯野さんとソルブのケルスティン・ハヌシュさんのピサンキを無事贈呈してきました。博物館の世界のピサンキ展示コーナーに飾られることでしょう;)
フツルの職人さんもたくさん訪問してきました。
フツルの織物Lizhnykリズニクの織手 ハンナさん
羊毛の織物リズニクの驚きの製作過程を見せてくれました。乞うご期待。
フツル民族の陶器の窯元。イバンナさんの工房。伝統的なフツル陶器はろくろを回して成型し、すべて手描きで装飾します。
木工細工のボフダンさんのアトリエ。 34もの彫り道具を使い緻密な木工細工が生み出されます。
革職人キシュチクさんのアトリエ。不思議の国のアリスの世界のようなアトリエで生み出される素晴らしい皮細工の数々。
もちろん、ピサンキも。新たに、ピサンキアーティストであるオレグさんを訪ねてきました。オレグさんは、グッチのドレスデザインに彼のピサンキデザインが使われたというアーティスト。オレグさんのイースターエッグ、もうほんとに素晴らしいですから!どうぞご期待下さい。
旅の終わりは、フツル民族祭。出演者も観覧者もみんな民族衣装を来てきているのがとても印象的。ウクライナ・フツル民族文化の濃さを感じました。好評・民族衣装スナップももちろん山ほど撮ってきたので、ご期待ください;)
この旅の出会いや、フツルの職人さんたちの伝統工芸品が並ぶ企画展
<ウクライナ・フツル民族の手仕事展>
は、10月27日(木)~11月13日(日) に東京・馬喰町のチェドックザッカストアで開催予定です!又1月には名古屋、2月には徳島に巡回予定です。どうぞご期待下さい。
<東欧イースターエッグの世界展>も現在名古屋のロビンスパッチさんで大好評開催中です!昨日から新たに、オポーレのエッグやヤロチンのレースエッグ、ヴァドヴィツェのエッチングエッグなど、人気で売り切れていたものが追加で到着したようなので、一度行かれた方も、まだという方もどうぞ又お越しください;)
詳細:ロビンスパッチさんのブログ(コチラから)
■ 2011.8.19(金)~9.4(日) 名古屋 Robin’s Patch
名古屋市千種区稲船通1丁目15-3
Tel: 052-734-3185 営業時間:12:00~19:00
定休日:水曜日
http://
ブログランキング参加中~クリックお願いします~
0 件のコメント:
コメントを投稿