庭の林檎の木、花が咲きました
夫はザコパネ(山岳リゾート)で学会、義母は別の山岳リゾートでお友達とヨガツアー、義父はマズーレ(湖水地方)で開かれるコンサートへと我が家は各々ばらばらに好きなことをしています。私は珍しくトルンに残りひとりお留守番。
連休に入ってからというもの連日ポーランド中25度を超える夏日が続いており、海に行った人も山に行った人も、森に行った人も、BBQをするひともみな楽しい連休になっています。
今住んでいる我が家はトルンの郊外にあり、森がすぐ裏にあるのですがカメラをもって散歩に行ってきました。
こうして、小さな白い花が咲く木などみるとなんでも桜だと思いたくなってしまうのは、日本人だからですね・・今が満開、風に吹かれて花びらが散っていました。
反対側はたんぽぽの絨毯
ポーランドは、どこからでもバスに15分乗れば森に行けるというほど林や森がすぐ身近にあります。ここは地元の人が犬の散歩にくるような静かなところですが、今の時期は鳥達が求愛の合唱を一斉にしていてとても賑やかな森でした。私が歩いている間、人には一人もあいませんでしたが、遠くのほうにシカが跳ねていくのが見えました。
新芽が出てくる瞬間
かれこれ小一時間ほど歩き、一汗かいたところで家に戻って来てレモネードを作りました。
日本から母が、辰巳浜子さんの<料理歳時記>という本を送ってくれたのですが、とても良い本です。春夏秋冬と季節ごとの食材を滋味深く丁寧にいただくお料理がたくさん載っています。お腹がすくと同時に、心が温まります。
残念ながら食材の半分以上は、ポーランドでは手に入らないものばかりなのですが、、本に載っていた手作りジュースの中から、今日のような熱い日にぴったりのレモネードを作りしました。
「レモンの表面の皮をすりおろし、汁を絞り、蜂蜜または甘露をいれてレモンジュースの素を作っておき、好みの濃さにして氷を割り入れます。」(料理歳時記より)
私はもったいないのでレモンの果肉も一緒に入れ、炭酸水で割って飲みました。甘みがすこし足りない場合はお砂糖を足して。こんな熱い日はもちろん、運動の後、お風呂上りなどすかっとして最高ですよー。
その他、トマト野菜ジュースの作り方なども書いてあるので、作ってみようと思います。
前回の予告から話がずれてしまいましたが、切り絵の話は次の回で:)
今京都恵文社さんのウェブサイトではピサンキ展のタマゴの一部を販売しています。
本日新たな商品も追加されました。よろしければ覗いてみてください。
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