初夏のポーランドの大地を自転車で駆け抜けた旅から戻りました。時速25kmで走ると見えてくる畑で働く人たちの表情や、風に穂を揺らす緑の麦畑、村の人達が大切にしている祠や何気ない野の草花、森の虫たちや鳥の鳴き声・・村の民芸市やお祭り、民芸家さんを訪ねて回った旅は素晴らしく美しいものでした。
ポーランド南の街クラクフから出発して、最終目的地のベラルーシと、リトアニア国境近くの小さな村まで、寄り道を繰り返しながら、毎日日暮れ近くの21時頃まで走り続けた今回の旅は総移動距離1550km、そのうち自転車で450km。その間自転車のパンクが一度、駅での列車遅れによる待ちぼうけが200分(笑)。
一日目の宿はフォークロア好きにはたまらない「 金の子豚の宿」
ウォビッツでは、人々が民族衣装を来て行う素晴らしい聖体行列(procecja)に参加
今までSLOWARTでは扱っていなかった、ポーランドクルピエ地方の切り絵を求めて民芸家さんを訪ねました
夕日に燃える広大な大地に
私がダイスキなコウノトリ
あるお祭りではポーランド中の民族衣装に萌え、カメラ小僧となりw
村の人たちが大切にし、いつもお供えの花がたえない道端のマリア様やキリスト像の祠コレクションも旅先の各地で撮ってきました
ベラルーシ国境に近い織物の村、ヤノフでは全ての織り手さんを訪ねて企画の打ち合わせ。又、ビアウェストクの美術館では、普段は入れないコレクションの保管室に入れてもらい、ヤノフの貴重な昔の織物のコレクションを見せていただき、ポーランド織物の本も執筆している、民芸部門の主任の方にもお話を伺ってきました。
とにかく、毎日毎日が貴重な出会いとフォークロアに溢れた旅となりました。これから少しづつ更新していきます。
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