2011/03/22

2匹のクロとくろ

昨日東京チェドックザッカストアでの<東欧イースターエッグの世界展>が終了しました。今回の展示期間中には地震があり一時はお店が臨時休業になったり、ワークショップの開催が危ぶまれたりもしましたが、最後の3連休には本当にたくさんのお客様にお越しいただき、ワークショップも大成功でした。ありがとうございました!次は京都の恵文社一乗寺店にて4/1~4/15に開催です!!京都の方、お近くの方、京都に期間中行かれるという方ぜひ、遊びに行ってみてくださいー。イースターエッグは復活のシンボル。これからも日本各地を巡回します。

最近は日も長くなり、雪もだいぶ溶け、ネコも一日中外に出かけていて、トリの声も聞こえるようになってきたポーランド。春はもうすぐそこまで来ています。


くろに会ったのは2009年の12月。家の裏の湖を散歩しているときに黒い大きな犬と出くわしました。凛々しい目付きに、垂れた片耳・・こちらをじっと見つめてきます。私は、後ずさりしてそしらぬ顔でそっと逃げました。


ところが、距離を置いて私についてくるので、一緒に散歩することにしました。黒毛でネクタイをしたような首もとに、靴下を履いた白い足元。<くろ>と名づけました。折れた片耳がチャームポイント。

私が止まると、くろも止まり私を待ち、私が歩くと、くろも歩く。そうして湖を一周して一緒に家に帰ってきてしまいました。私が家に入ってもしばらくは、門の外で待っているので、冷蔵庫にあったソーセージをあげました。ソーセージに満足したのか、又くろは湖の方に戻って行きました。なんだか初めてあったくろに情がわき、湖に行くたびにくろを探しますが、あれ以来あっていません。

それから半年後の2010年6月。田舎の家のモルディシュカが3匹の子猫をうみました。このブログでも紹介した、この子達。

里親を探していたトラ(右下)は知り合いのうちにもらわれていき、ブチ(左下)は近所の人のお世話になっており、クロ(上)が我が家に残りました。


あれから半年以上がたち、青い目の赤ちゃん猫だったクロも(一丁前の目付きの・・)立派なネコになりました。よくみてみると、黒毛もネクタイをしたような首もとも、靴下を履いた白い足元もいつか湖畔であった犬のくろにそっくり。田舎の偶然の出会いを思い出し不思議ですこし幸せな気分になりました。



田舎の生活。2匹のクロとくろのハナシでした。


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